初期設定では、PMS(物件管理システム)からPriceLabsへの施設の取り込み方法、各部屋タイプの分類方法、基本価格の設定方法、料金プランの扱い、そして価格の同期方法を設定します。
初期設定の一覧
- 施設の追加/再連携
- 施設タイプの選択
- 基本価格の設定
- 最低宿泊日数制限の設定
- 料金プランの連携
- 部屋タイプのマッピング
- グループとサブグループの作成
- 最終価格調整の追加
- チーム
- ホテルレートショッパー
- 価格の同期
- 1日複数回の同期
ホテルの初期設定で推奨される各ステップについて、関連情報もあわせて順に説明します。
1. 施設の追加/再連携
- アカウントを作成し、施設の部屋を追加して、設定を開始します。PMSを選択し、「施設の追加/再連携」から部屋を取り込みます。インポートが完了すると、すべての部屋タイプが、施設名と部屋タイプ名とともにPriceLabsに表示されます。
- PMS連携の一覧については、利用可能な連携先をご覧ください。部屋の取り込み方法を手順に沿って確認する場合は、アカウントの作成とリスティングのインポートをご覧ください。
2. 施設タイプとパーソナライズ
- このポップアップでは、施設のタイプを確認し、それに応じてPriceLabsの設定を最適化します。ホテルの場合は「ホテル」を選択し、続いて表示される画面でホテルのタイプを選択します。
- 選択した内容に基づいて、施設に適した機能やデフォルトのカスタマイズ、推奨設定が自動的に設定されます。詳しくは、デフォルトのカスタマイズをご覧ください。
3. 基本価格の設定
- 基本価格とは、年間を通して部屋タイプに設定する平均的な料金です。価格設定の基準となる料金で、これを基に市場の動向や需要パターン、カスタマイズの設定が反映されます。また、基本価格には部屋タイプのグレードも反映されます。たとえば、プレミアムルームタイプはスタンダードルームタイプよりも基本価格が高くなります。
- 基本価格の設定方法と、基本価格推奨ツールの使い方については、ホテル ― 部屋タイプの基本価格を設定するをご覧ください。
4. 最低宿泊日数の制限の設定
- ホテルでは通常、最低宿泊日数を1泊に設定しますが、ホテルのタイプや立地に応じて、年間を通して価格や宿泊条件を調整する必要がある場合があります。たとえば、ビーチ近くの施設では、11月のような閑散期と比べて、夏季は最低宿泊日数を長くしたり価格を高く設定することがあります。
- PriceLabsでは、「最低宿泊日数プロファイル」と「シーズンプロファイル」を使って、こうした季節ごとの違いに柔軟に対応できます。これらのプロファイルを設定すると、時期に応じて、最低価格・基本価格・最高価格や最低宿泊日数などを簡単に調整できます。これにより、季節による需要の変動に合わせて設定を調整できます。
- 詳しくは、最低宿泊日数プロファイルの作成と利用をご覧ください。
5. 料金プランの連携
- ホテルでは通常、宿泊客を増やし収益を最大化するため、キャンセル無料、法人向け、朝食付きなど、複数の料金プランを用意しています。このような場合、部屋タイプに紐付けられているすべての料金プランをPriceLabsに取り込み、それぞれの料金プラン間の価格差を、割合または固定額で設定できます。
- 各料金プランの最終価格は、推奨価格に設定した価格調整を加えて算出され、その価格がPMSに送信されます。詳しくは、料金プランを使って価格やパッケージをカスタマイズするをご覧ください。
6. 部屋タイプのマッピング
ホテルでは通常、部屋タイプのマッピングは次の2つのケースで行います。
親子関係にある部屋タイプの管理
- 多くのホテルでは、基本となる部屋タイプを「基準」または「親部屋」として設定し、他の部屋タイプや類似する部屋タイプを、あらかじめ定めた価格ルールに基づいて親部屋に紐付ける方式を採用しています。親部屋が、他のすべての部屋タイプの価格設定の基準となります。
- たとえば、スタンダードルームを親部屋とします。スタンダードダブルルーム(子部屋)は、料金を同じにして価格を統一します。デラックスルーム(子部屋)は親部屋より10米ドル高く、スーペリアルーム(子部屋)は20米ドル高く設定します。
- PriceLabsでは、マッピング機能を使って、このような部屋タイプの関係を設定できます。基本となる部屋タイプを親部屋、その他の部屋タイプを子部屋として指定し、それぞれの間に最終価格調整を設定します。これにより、親部屋タイプに対してのみカスタマイズを設定・管理すればよく、子部屋タイプにはその設定が自動的に引き継がれます。

部屋を手動で部屋タイプにマッピングする
- 一部のホテルシステムやPMSでは、「部屋タイプ」を作成できません。この場合、PriceLabsを連携すると、各部屋が個別の項目として追加されるため、管理が難しくなってしまいます。
- こうした状況に対応するため、、PriceLabsでは、同じカテゴリーに属するすべての部屋を親子関係としてマッピングし、部屋タイプと部屋について、同様の構成を作成できます。子部屋には親部屋の設定が自動的に適用されるため、親部屋だけを管理すれば済みます。
- マッピングの手順や詳しい情報については、複数客室施設のマッピングをご覧ください。

7. グループとサブグループの作成
グループ
- ホテルでは通常、客室在庫管理や価格設定を簡単にするため、部屋タイプをカテゴリーやクラスごとにグループ化します。たとえば、「デラックス」というカテゴリーに、デラックスキングとデラックスツインをまとめることができます。
- 同様に、PriceLabsでは、似た部屋タイプをグループ化し、グループ単位でカスタマイズを管理できます。これにより、複数の部屋タイプをまとめて、すばやく簡単に管理できます。
- グループを作成する際のポイント:
- 施設内のすべての部屋タイプをグループ化する
- 施設内の「似た部屋タイプ」をグループ化する
- 複数の施設を管理している場合は、異なる施設にある似た部屋タイプをグループ化する
サブグループ
- PriceLabsには、部屋タイプをさらに細かく分類する「サブグループ」機能もあり、サブグループごとに特定のカスタマイズを設定できます。
- たとえば、それぞれにカスタマイズを設定した2つのグループ、「スタンダードルーム」(すべてのスタンダードルームタイプをまとめたグループ)と「スイートルーム」(すべてのスイートルームタイプをまとめたグループ)があるとします。それぞれのグループで同じ宿泊人数の設定を持つ部屋タイプがある場合、該当する部屋タイプだけでサブグループを作成し、宿泊人数に応じたカスタマイズを適用できます。
- 詳細および設定方法については、アカウントおよびグループ単位のカスタマイズ設定による複数のリスティング管理をご覧ください。

8. 最終価格調整の追加
- 「最終価格調整」機能を使うと、部屋タイプまたはグループ間に、固定額または割合で価格差を設定できます。これは、マッピング機能を使って親部屋と子部屋の関係を管理する場合に特に便利です。
- これにより、特定の部屋タイプや部屋カテゴリーの価格を、常に他の部屋タイプやカテゴリーより高く、または低く設定できます。たとえば、デラックスキングの価格をスタンダードキングより常に10%高く設定したり、スイートカテゴリーの部屋をスタンダードカテゴリーの部屋より常に30%高く設定したりできます。
- 詳細については、最終価格調整をご覧ください。
9. チーム
- ホテルの収益管理を複数のメンバーで担当している場合、PriceLabsで異なるアクセス権限を設定して、各メンバーが必要な機能だけにアクセスできるようにできます。また、メンバーが行った操作も記録されるため、変更履歴を確認できます。
- 詳細については、PriceLabs アカウントのチームアクセス設定をご覧ください。

10. ホテルレートショッパー
- 周辺エリアのホテルや民泊の動向を把握することは重要です。旅行を計画する際、ホテルと民泊の両方が宿泊先候補として検討されるからです。
- 両方の宿泊施設の動向を把握することで、市場での競争力を維持できます。ホテルレートショッパーでは、Booking.comから取得したより質の高いデータを活用し、ハイパーローカルな市場を分析するためのさまざまな機能を利用できます。
- 詳細については、ホテルレートショッパーをご覧ください。
11. 価格の同期
- 初期設定がほぼ完了したら、「価格の同期を有効にする」トグルをオンにして、PriceLabsの価格をPMSに送信します。このトグルでは、最終更新日と同期ステータスも確認できます。詳しくは、価格はどのくらいの頻度で同期されますか?また、リスティングを同期するにはどうすればよいですか?をご覧ください。

12. 1日複数回の同期
- PriceLabsでは、デフォルトで24時間ごとに価格を同期します。ただし、ホテル市場ではより頻繁な価格調整が必要になる場合があるため、「設定」→「同期設定」→「独自の同期時刻を指定」から、追加の自動同期を設定できます(1日最大3回)。このオプションを利用する場合、部屋タイプ1つにつき月額1米ドルの追加料金がかかります。
- 詳しくは、リスティングの同期スケジュール設定もご覧ください。