「稼働に応じた価格調整」は、お持ちのリスティングの稼働率を分析し、適切な料金調整を行うためのカスタマイズ機能で、市場とリスティングパフォーマンス双方を考慮して価格設定の提案を行います。
稼働に応じた価格調整のメリット
この機能は、特に次のような場面で役立ちます:
基本価格を頻繁に調整する場合:
稼働率に応じて基本価格を頻繁に調整する場合、この機能を利用すればそのプロセスを自動化できます。例えば、好調だったリスティングの予約数が突然減少した場合、料金が自動的に調整されます。
類似したリスティング間で予約数にばらつきがある場合:
基本価格が同じ2つの類似したリスティングで、一方には予約が入るのに、もう一方には入らない(レビューやOTAランキングなどの要因)場合、このツールにより予約分布を均一化させることができます。
予約のない新規リスティング:
掲載を始めたリスティングで、集客の為最初の数日間は価格を低く設定したい場合、予約が入るにつれて価格を段階的に引き上げることができます。
「稼働に応じた価格調整」機能を利用すれば、リスティングの稼働率に応じて異なる期間で価格を調整できるため、直前や長期の予約に対する価格設定をより柔軟に管理できます。
仕組みについて
初期設定では、稼働率が低いときはリスティングの価格が自動的に下がり、稼働率が高いときは自動的に上がるため、収益を最大化できます。価格調整について詳しくは、以下表をご覧ください:
上記表の例では、
15泊のうち3泊が予約済みの場合、稼働率は20%(3/15 × 100%)となります。
残りの空室日には15%の割引が適用されます。
さらに3泊の予約が入ると、稼働率は40%に上昇し、割引率は5%に引き下げられます。
稼働率が上がるにつれて割引率が低くなるので、需要の変化に応じて最適な価格設定が確保される仕組みです。
PriceLabsで稼働に応じた価格調整を設定する
「価格ダッシュボード」で、リスティングの「価格を確認」をクリックし、次に「カスタマイズ設定」の「編集」をクリック。
「すべてのカスタマイズ設定」の「稼働に応じた価格調整」を選び、トグルスイッチをオンにします。
トグルスイッチがオフの場合、「デフォルトプロファイル」または「市場主導型」が適用されます。
プロファイルを選択し、「プロファイルを完了」をクリックして「変更を保存」します。
利用可能なプロファイル
PriceLabs デフォルト – 当社の標準設定を使用します(上のスクリーンショットのもの)。そのまま使用することも、必要に応じて変更することも可能です。
市場主導型 - 市場の稼働率と比較したお客様のリスティング稼働率に基づき、自動的に価格調整(割引または割増)を行います。
リスティングの稼働率が市場平均を上回る場合は割増、下回る場合は割引きが適用されます。
今後60日間の稼働に応じた調整が適用されます。割引きの上限は20%、割増の上限は15%です。
積極的 – 初期設定よりも高い割引率と割増率を適用し、特定の期間で最大30%の割引が適用されます。多くのユーザー様がこの設定が収益貢献につながっていると実感しています。
段階的直前予約割引 – 固定割引価格ではなく、段階的に直前割引価格を設定できます。
早期予約割増 – 日程が先になるほど価格を高く設定し、早期予約からの収益を最大化するように設計されています。
超積極的割引 – 「積極的」プロファイルのさらに踏み込んだバージョンで、より高い割引率を適用します。稼働率が非常に低い市場で最適です。
カスタム – 上記のプロファイルはいずれも編集・保存してカスタムオプションとして利用できます。既存のテンプレートを編集して保存すると、「カスタム」としてマークされます。また、新しいカスタムプロファイルを作成することも可能です。
カスタムプロファイルの作成と管理
既存のプロファイルを編集するだけでなく、稼働に応じた価格調整で、新しいカスタムプロファイルを作成して保存することができます。手順は以下の通りです:
「稼働率に応じた価格調整」を適用する際は、「新しいプロファイルを作成」をクリック。
現在の設定内容画面が開きます。必要に応じて編集します。
プロファイルに名前を付けて「保存」をクリックしてください。
保存すると、そのプロファイルがドロップダウンメニューに表示され、リスティング、サブグループ、グループ、アカウントのすべての単位に適用できるようになります。
後でプロファイルに変更を加えた場合、「プロファイルを更新」オプションが表示されます。
注:プロファイルを更新すると、そのプロファイルが使用されているすべてのリスティングやグループに、新しい設定が自動的に適用されます。
カスタマイズ設定のヒント
既存のプロファイルに早期予約割増を加えるには「列の追加」機能を使用して、日付範囲を追加します。
以下の点に注意してください:
各日付範囲は、それより前の範囲よりも短いものにしてください(例:0<15、16<30 など)。
左側の列にある各稼働率は、それより前の値よりも小さい値にしてください。
調整値は、基本価格の-50%から+500%の範囲内に収まるようにしてください。
複数客室施設での稼働に応じた価格調整
複数客室からなるリスティング(例:リスティング1つに同タイプの部屋やアパートメントが8つ含まれる場合)については、稼働に応じた価格調整は、各室ごとや1日ごとではなく、全室の合計稼働率に基づいて計算されます。
つまり、この機能では指定された期間全体の予約済み宿泊日数と販売可能な宿泊日数の合計を比較し、適切な調整を行います。
例:
8室のリスティングの場合
日付範囲:9月18日~19日(2日間 × 8室 = 計16泊)
この期間に予約された室数:11室
合計稼働率:11 ÷ 16 = 69%
69%が、稼働に応じた価格調整において使われる稼働率となります
稼働に応じた価格調整を無効にする
稼働に応じた価格調整が不要な場合は、ドロップダウンメニューから「稼働に応じた価格調整を行わない」オプションを選択してください。これにより、デフォルトであっても割引や割増が適用されなくなります。
「価格ダッシュボード」で、対象リスティングの「価格を確認」をクリックし、次に「カスタマイズ設定」の「編集」をクリック。
「すべてのカスタマイズ設定」の「稼働率に応じた調整」を選択し、トグルスイッチをオンにします。
「稼働に応じた価格調整を行わない」を選び、「変更を保存」をクリック。
アカウントまたはグループで稼働率に応じた調整を無効にする
上にある「ダイナミックプライシング」をクリックし、ドロップダウンメニューから「カスタマイズ設定」を選択
「アカウント」または「グループ」に移動し、アカウント/グループパネルの「編集」をクリック
「すべてのカスタマイズ設定」タブに移動し、「稼働率に応じた調整」のトグルをオンにします
「稼働率に応じた調整を行わない」を選び、「変更を保存」をクリックします
重要な注意事項
稼働率は、ポートフォリオ全体ではなく、リスティングごとに計算されます。
この調整は、その他の価格設定ルール(季節性、曜日別、イベントや祝日などの要因など)と組み合わせて適用されます。
価格は、設定した最低価格と最高価格の範囲内で調整されます。
固定価格を適用すると、設定した固定価格が優先され、稼働に応じた価格調整は適用されなくなります。
表内のすべての値は調整可能です。目的に応じて、期間や調整率を設定できます。
稼働率の計算においては、ブロック日も予約済みとして扱われます。ただし、以下のPMS/サイトコントローラーを除く:
365Villas, Avantio, Beds24, BookingSync, Brightside, Direct, Elina PMS, Eviivo, FantasticStay, Guesty, Hospitable, Hostfully, Hostify, Hostaway, iGMS, Kigo, Lodgix, Lodgify, KrossBooking, LMPM, MyVR, Octorate, OwnerRez, Rentals United, Rentlio, ResHarmonics, Smoobu, Stays, Streamline, SuperControl, Track, Uplisting, VRBO, VReasy.
特定のリスティングで「市場主導型」の稼働率に応じた調整を無効にする
稼働に応じた価格調整のカスタマイズ設定における新機能「市場主導型」オプションの無効化に関するメールを受け取って、このセクションに来た場合は、以下手順に従ってください。
「価格ダッシュボード」で、対象のリスティングの「価格を確認」をクリックし、次に「カスタマイズ設定」の下にある「編集」をクリック。
「すべてのカスタマイズ設定」の下にある「稼働率に応じた調整」を選んで、トグルスイッチをオンにします。
「PriceLabs デフォルト」を選択して、「変更を保存」をクリック
重要:稼働に応じた価格調整を無効にしたい場合を除き、「稼働に応じた価格調整を行わない」を選ばないでください。稼働に応じた価格調整はアルゴリズムの重要な要素なので、無効化は推奨されていません。
アカウント/グループで「市場主導型」の稼働率に応じた調整を無効にする
稼働に応じた価格調整のカスタマイズ設定における新機能「市場主導型」オプションの無効化に関するメールを受け取って、このセクションに来た場合は、以下手順に従ってください。
上にある「ダイナミックプライシング」をクリックし、ドロップダウンメニューから「カスタマイズ設定」を選択
「アカウント」または「グループ」に移動し、アカウント/グループパネルの「編集」をクリック
「すべてのカスタマイズ設定」タブに移動し、「稼働率に応じた調整」のトグルをオンにします
「PriceLabsデフォルト」を選び、「変更を保存」をクリックします
重要:稼働に応じた価格調整を無効にしたい場合を除き、「稼働に応じた価格調整を行わない」を選ばないでください。稼働に応じた価格調整はアルゴリズムの重要な要素なので、無効化は推奨されていません。
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